時計のお家 技術解説


Schema  ピストンの伸縮を回転運動に変換して、壁を回します。

 左図のように、三方弁のレバーをピストンに結合しておきます。図で、赤い線と黒い線はチューブです。赤は圧縮空気が入っていることを示し、黒は入っていないことを示します。

 一番左のピストンが縮んだときに、一番左の三方弁が切り替わります。そうすると、左からニ番めのピストンが縮み、左からニ番めの三方弁が切り替わります。次に、三番目のピストンが縮みます。

Back side of clock
 このメカニズムによって、圧縮空気を送り込むことで、4つある壁がひとつづつ180度回転し、裏側になります。4つとも回転すると、次は、ひとつづつ回転して、表になります。これを繰返します。

 時計の針と風車は飾りです。


Clock windmill

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Ryoichi Takahashi